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「極東三分の計」と「四神包囲陣」【韓国崩壊6の6】

誅韓論

第6章 見えてきた日本の選択! 極東の原状回復戦略!

ただし、極東の現状は、米(含む日韓)・中・露の「三つ巴」であることを忘れてはならない。この構造では一位は超大国アメリカである。だから、日本がアメリカの軍事的保護下にある限り、中露が結託して日本(の背後にいる米軍)に対抗しようとうする。

だが、どんな二国間同盟にも歴史的な耐用年数がある。日米同盟とて例外ではない。第二章で記したように、アメリカは今、急速に孤立主義へと傾斜しつつある。

歴史の大きな流れは誰にも止めることはできない。いずれ日米安保が弱体化し、自主防衛しなければならない時がやってくる。ドル基軸通貨体制が終焉すれば、それは確実だ。

今から日米同盟なき後の、極東の安全保障体制を考えておくことも重要だ。

ちょうど、代案の一つになりえるのが、この「極東三分の計」である。

おそらく、次の条件が達成されれば、日本海を中心として、日中露による理想的ともいえる「三つ巴」構造が再現されるだろう。

 1・アメリカが日本から撤退する。

 2・中国が朝鮮半島を吸収する。

 3・日本が核武装する。

これにより極東は「三国鼎立状態」となり、かえって安定するだろう。しかも、「一国の突出を阻止する」というアメリカの極東戦略とも合致するものだ。

そもそも「ポスト日米安保時代の安全保障体制」を考えることは本書のテーマではないが、話のついでに私なりの提案をさせていただこう。

日米安保以上に強力な同盟になりうるのが「日印」だ。なぜなら、敵を共有しているからである。しかも、中国にとっては「挟撃感」のインパクトがある。

加えて、ベトナム・インドネシア・フィリピンなども中国を仮想敵とする。互いに連携することで、中国はいっそう戦力の分散を強いられよう。

理想的なのは、何と言ってもロシアも加えて、東西南北のブロックを形成し、中国を封じ込めることだ。

中国の伝説では、「四神」と呼ばれる方角を司る霊獣がいる。東の青竜、西の白虎、南の朱雀、北の玄武である。

各国をこの霊獣に例えるなら、対中包囲網はいわば「四神包囲陣」だ。もっとも、中国にとっては、守護神というより、四面楚歌だろうが。

また、自主防衛時代になったら、朝鮮半島と台湾の防衛に関して一切の責任を引き受けないことが肝要だ。逆にいえば、その二つは中国の軍門に下っても捨て置く、ということだ。

「朝鮮はともかく台湾は助けたい」というのが大方の日本人の人情だろうが、仮に台湾にこだわると、中国との全面戦争になりかねない。

それに、朝鮮半島を領有した中国が次に沿海州をめぐって必然的にロシアと対峙する図式同様、台湾の領有によって今度はグアムの米軍と対峙せねばならなくなる。

つまり、中国としては、米露相手に「構える」形になるわけで、とても日本まで敵に回す余裕はない。必ず和解してくるだろう。

以上が「日米同盟なき後の極東の安全保障体制」としてふさわしいか否か、私にも分からない。楽観的過ぎる嫌いもある。

ただ、明確なのは、環境の変化に合わせて自ら変化できない者は淘汰されるということだ。それは企業だけでなく、国家も同じである。

だから、どんな代案であれ、日米同盟の終焉に備えておくのは重要なことなのだ。

韓国崩壊「誅韓論」目次http://korea-collapse.com/page-94

(どんな二国間同盟にも歴史的な耐用年数がある。日米同盟とて例外ではない。略、歴史の大きな流れは誰にも止めることはできない。いずれ日米安保が弱体化し、自主防衛しなければならない時がやってくる。・・・これは肝に銘じなければ!)

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