スポンサーリンク

なぜ「三つ巴構造」で極東地域が安定するのか?【韓国崩壊6の4】

誅韓論

第6章 見えてきた日本の選択! 極東の原状回復戦略!

では、なぜそのような「三国鼎立状態」により地域が安定するのだろうか。史実だけでなく、理論として理解しておくことも重要である。

第一に、二国間で戦争した場合、必然的に残る一カ国に漁夫の利を占めさせてしまうことから、それを防止しようとする心理が開戦のブレーキとして働く。

人間はエゴの生き物だ。「他人を差し置いても自分だけは得をしたい」と考える。それと同じだけ強いのが「自分を差し置いて他人にだけ得をさせたくない」という気持ちだ。

第二に、仮に二国間戦争に勝利しても、疲弊した分、次の戦いでは敗者になる確率が高くなる。つまり、このフレーム内における二国間戦争に真の勝利者はなく、どちらも最終的には自滅しまう可能性が濃厚だ。その図式が明白である以上、戦争に自制が働く。

第三に、仮に一国が突出すると、必然的に残り二カ国の連携・同盟を誘う。いかに一国が軍拡したところで、二カ国分の軍事力を出し抜くのは至難の業だ。よって意味がないどころか、残る二カ国を警戒させ、関係を強化させてしまう分、有害だ。

かくして、どの国もバランスを保つことを心がけるようになるのである。

この反対が「二者対立」だ。軍拡競争になり易く、開戦の危険性が高くなる。

たとえば、第一次大戦前の英独だ。両国は当時の戦略兵器である戦艦の建造を競い合った。結局、戦争で雌雄を決するところまで行き着く。

また、冷戦時代の米ソ。両国は核爆弾とICBMの開発に巨費を投じ、地球を何回も滅ぼせるだけの軍事力を持つに至る。

それでも両国は軍拡を止めなかったが、80年代後半に入ってソ連の体制が崩壊し、ようやく決着がついた。破綻の原因は「スターウォーズ計画」をぶち上げて勝敗のチップを引き上げたレーガン政権に対して、ソ連の国家経済が追随できなかったからだと言われる。

このように、プレイヤーが二者よりも三者のほうが安定し易くなるのだ。

韓国崩壊「誅韓論」目次http://korea-collapse.com/page-94

(これは日本人が常識的に知っている国際関係論からいえば、盲点かもしれませんね。しかし、よく考えればみれば、日本人が好きな三国志なんかそうですね。まあ、魏・呉・蜀では、呉と蜀が連合しても、それでも魏が強すぎたわけですが。すると、ここから、極東も三者の三つ巴構造になったほうが安定するという結論になる・・・)

スポンサーリンク