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北朝鮮のクーデターを唆す中国【韓国崩壊5の9】

誅韓論

第5章 中韓一体化の流れが始まった! 黒幕中国の深慮遠謀とは!?

現在、中国は北朝鮮に対して莫大な経済援助を実施している。中央・地方政府・軍部がそれぞれ食糧や燃料そして現金まで援助しているという。数年前、中国共産党のエリートがその額を明らかにしているが、毎年2千億円に及ぶそうだ。

北朝鮮は貿易の8割以上を中国に依存している。規模も年々拡大してきた。中国の公的機関だけでなく今や民間資本までが、北朝鮮の豊富な鉱物・森林資源に投資している。このような中国との経済交流が、今では北朝鮮の金王朝を支えている。

つまり、中国は現実に北朝鮮の生命線を握っている。中国が原油パイプラインを閉めれば、同国は数ヶ月で干上がると言われる。近年は、援助してやっても核開発を続けるということで、中国共産党内でも対北支援は激しい論議の的になっている。

このように、中国はすでに「北朝鮮を生かすも殺すも自由自在」という立場にある。

ただ、その強権を簡単には発動できない事情もある。今は北朝鮮に「緩衝地帯」としての戦略的価値がある。これは16年度以降に消滅する。その他にも、北朝鮮経済の息の根を完全に止めてしまったら、大量の難民が発生しかねない恐れもある。

だから、その辺のバランスをとりつつ、うまく北朝鮮を処分せねばならない。その方法の一つがクーデターである。

13年12月、金正恩は叔父でナンバー2の張成沢を処刑した。張の直系のみならず兄弟とその子孫に至るまで、一族郎党皆殺しである。朝鮮中央通信が言うには「国家転覆をはかった反逆の罪」だ。平行して国内の「中国派」も根こそぎ粛清された。

この大粛清劇から浮かび上がってくるのは、首領の金正恩に対して、中国の力を後ろ盾とする張成沢派がクーデターを画策していた、という熾烈な権力闘争の図式である。

見方を変えれば、中国のほうが張成沢派を傀儡として、自らの手に負えない金正恩を排除し、北朝鮮を内側から乗っ取ろうとした、ということだ。

金正恩の激烈な反応は、その陰謀に対するリアクションだったのだ。

果たして、計画が失敗に終わった中国は、クーデターによる金王朝転覆を諦めたのだろうか。どうもそうではないらしい。つまり、これはまだ第一幕に過ぎない。

現在、中国は北朝鮮に対して10億ドル相当の貿易代金の支払いを渋っている。これは張成沢派が仕切っていた石炭・鉄鉱石などの輸出事業の稼ぎだ。友好国に対してありえない仕打ちである。

この行為は北朝鮮の権力層に対する政治的なメッセージだろう。「わが中国は金正恩を望まない。10億ドルの褒美と貿易利権を返して欲しければ、首領の首を取ってみせろ」というわけだ。つまり、懸賞金を提示し、北朝鮮の国内を唆しているのだ。

また、北朝鮮経済の息の根を完全に止めることはできなくとも、金正恩政権を揺さぶる程度の制裁ならできる。それがまた北朝鮮の国内に対するメッセージとなろう。

これに対して、金正恩は当然、体制の引き締めを図る。だが、国内の反動もそのぶん大きくなる。個人独裁色を強めるほどに、それに対する反発が強まるのも道理だ。

とりわけ粛清の標的にされる側は黙っていない。「張のように一族ごと殺されるくらいなら、中国と通じて政権打倒に賭けたほうがマシ」と考える実力者が現れても不思議ではない。

こうして、北朝鮮経済の命綱を握っている立場を利用し、適度に「絞る」などして、クーデターを使嗾する。この辺の属国操縦術は、中国にとってお手の物だろう。

韓国崩壊「誅韓論」目次http://korea-collapse.com/page-94

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