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中国が朝鮮半島を欲する切実な理由とは?【韓国崩壊5の7】

誅韓論

第5章 中韓一体化の流れが始まった! 黒幕中国の深慮遠謀とは!?

重要なことは、中国もまた朝鮮半島を欲しているということだ。そもそも「中国の支配欲が朝鮮半島にだけは向かわない」と信じるほうがおかしいのだ。

第一に、歴史的に見れば、中国に成立した王朝は、国力の膨張に合わせて常に東西南北へと領土を広げてきた。朝鮮も例外ではなく、直接また間接的支配下に置かれた。

急速に経済成長を遂げ、毎年二桁の軍拡を実施している現在の中国がその「膨張期」にあることは言うまでもない。事実、侵略の矛先を南シナ海や東シナ海、西太平洋、沖縄、インド等へ向けている。ロシアの沿海州には移民を送り込む作戦を取っている。

第二に、彼らの歴史観では、朝鮮半島は元から中国領だ。真偽はどうあれ、中国では、朝鮮のルーツは紀元前1千年頃に成立した周王朝の諸侯の末裔と考えられている。

実は、蒋介石が韓国臨時政府なる組織を「飼い殺し」にして、決して公認しなかったのも、日本帝国の崩壊後に中国に編入する腹積もりがあったからだ。

だが、ルーズベルトが最初から「台湾は国民党に引き渡すが、韓国は独立させる」と決めていた。1943年のカイロ会談で、蒋介石はその条件を飲まされた。

つまり、中国にとって、朝鮮が己の支配下にない現状がすでに不正常なのだ。本来なら真っ先に回復して然るべき土地なのである。

これは中国にとって議論以前の「常識」なのだ。その当然のことができなかった理由は、アメリカ軍が半島に居座っていたからに他ならない。朝鮮戦争時に毛沢東が挑戦したが、結局は引き分けに終わってしまった。

そのアメリカが2015年末以降、韓国からの撤退を予定している。これは「朝鮮半島の運命に対してもはや責任を負わない」という意志表示でもある。

つまり、アメリカは韓国を見捨てた。そして中国の歴史法則上、彼らの歴史観上、極東の地政学上、その空白を埋めていくのは中国以外にありえない。

おそらく、アメリカ軍が撤退していく2016年度を境にして、中国は朝鮮半島を日清戦争前の「正常な状態」に戻そうとするだろう。突き放した表現をすれば、歴史的に繰り返されてきたことがまた再現されるに過ぎない、ともいえる。

ただし、今回に限っては、いつもと様相が異なる可能性がある。なぜなら、民族の生存に関して、今や一般市民レベルで強いストレスや危機感が生じているためだ。

第一に、何千万人もの中国人が水と空気の清浄な土地への移住を渇望している。同国の大気汚染は百都市以上に広がっており、毎年数百万人が肺がんや喘息などを患うという。河川や地下水も大半が汚染され、飲食すら安心してできない状況だ。

第二に、中国では男女比の極端なインバランスが生じつつある。現在でも数千万人もの男性が余剰と言われ、この数はさらに増えていく見込みだ。

この先、国内の女性争奪戦は激しくなる一方だが、結局は「外」に供給源を求めざるをえなくなる。

中国はこの二つの内部矛盾を解消する必要に迫られている。

言うまでもなく、もっとも手っ取り早い解決策が「生存圏の拡大」だ。といっても、南シナ海や東シナ海といった海上にいくら進出したところで埒が明かない。

そこで浮上する存在が「朝鮮半島」なのだ。

人間にとって、およそサバイバルほど強い動機はない。ゆえに、朝鮮半島への移住は中国人の生存本能から必然的に引き起こされるのだ。

いったん始まったら、誰にもそれを押し留めることはできない。21世紀の中国人にとって、まさに朝鮮半島こそが新天地であり、フロンティアに他ならない。

よって、今回は「冊封」というより永久植民を伴う「漢四郡」パターンの可能性が高い。

韓国崩壊「誅韓論」目次http://korea-collapse.com/page-94

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