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朝鮮半島の運命は常に周辺大国の思惑で決まってきた【韓国崩壊5の1】

誅韓論

第5章 中韓一体化の流れが始まった! 黒幕中国の深慮遠謀とは!?

さて、第二章では、南北朝鮮がともに宗主国から見捨てられつつあり、その結果として極東情勢の流動化が始まっている現状をお伝えした。

中朝関係は故金正日による核開発継続から悪化し始めたが、13年2月に金正恩が三度目の核実験を強行したことが決定打となった。

習近平政権は経済制裁を行い、金正恩もまた国内の中国派を一族もろとも根絶やしにした。この中朝関係の悪化に伴い、米軍撤退を見据える韓国と中国との間で利害が一致。たちまち中韓蜜月時代に突入した。

以上が2014年度の前半における状況である。

第三章では、今後の韓国の動きも予測した。

第一に、中国と事実上の同盟関係を結んで北朝鮮と日本の各個撃破に乗り出す可能性が高いこと。ちょうど、唐帝国と手を結んで、百済と高句麗を滅ぼした7世紀の新羅の戦略と同じである。

第二に、念願の南北統一を成し遂げた後は、なし崩し的に核保有をもくろみ、日本に襲い掛かってくること。

さて、韓国に限定せず、極東全体をより長期的な観点から俯瞰した場合、どのような変化が予測されるだろうか。ここではそれを考察してみたい。

結論から述べると、おそらく「韓国は中国に少しずつ吸収されていく」のではないだろうか。換言すれば、元の状態に戻っていくということだ。

アメリカは韓国を自立した国とは見なしていない。韓国の安全保障に関する責任を放棄し、事実上、アチソンラインへの撤退を始めた。

よって自然な流れでいえば、韓国は中国の手に落ちていく。アメリカはそれを阻止するため、日本に韓国を支えさせようとしている。そのためにヒステリックなほど日韓関係の改善を訴えている。だが、日本が韓国の面倒をみる道理などない。

朝鮮半島は地理的に「半隔離」状態のせいか、変に中途半端に自立しがちだが、本来は大陸の一部であり、中国の少数民族というポジションがふさわしい。

歴史的に見れば、朝鮮半島の運命は、韓国人の意志とは関係なしに、周辺大国の思惑で決まってきたと評しても過言ではない。統一新羅の成立からして、唐帝国に依存した。以後の高麗・李朝も、中国・モンゴル・満州王朝の属国属州の地位だった。

近代に入って、清の属国の地位から無理やり韓国を切り離したのは日本である。韓国の独立近代化を後押しし、日露間にバッファーを設けようとしたのだ。

だが、韓国がロシア側に寝返ったため、この戦略は破綻し、日露戦争へと繋がる。戦勝後、日本は地域の安定化のために、重荷と承知の上で韓国の併合を余儀なくされた。

だが、その日本がアメリカと戦い、敗北したことにより、またしても韓国人自身の意志とは無関係に、アメリカの意志によって韓国が独立させられた。より正確に言うと、米ソが朝鮮半島を勝手に分断して、それぞれ勝手に北と南に国を作った。

現在の韓国人は大国の横暴だと憤るが、そもそもアメリカが政権をゆだねようにもそれに値する(つまり正統性のある)亡命組織が無かったのが実情だ。

仮に上海に設立された「臨時政府」なるものが日本に宣戦布告して正式に日本軍と交戦していれば、戦中・戦後に正統な政権としてすぐに承認されたであろう。

あるいは、光復軍が幻だったとしても、実在した「抗日パルチザン」が中ソ軍傘下の部隊ではなく独立した組織であれば、やはり同じように朝鮮半島唯一の政権として承認されたはずだ。

そういう受け皿がなかったから、アメリカは3年間も軍政を敷かざるをえなかった。逆に言えば、韓国人が己の意志で日本から独立しようと戦い、血を流していれば、戦後の信託統治もなく、朝鮮半島は一個の独立国家として出立することができたのである。

このように、戦後の韓国の独立は、まったく他律的なものだ。

中国が韓国を属国にしようと思えばそうなったし、日本が併合しようと思えば日本領になったし、アメリカが切り離そうと思えば“独立国”になった。

朝鮮半島の運命は、韓国人の望みとはほとんど無関係に、現実に周辺大国の意向で決まってきたのである。

韓国崩壊「誅韓論」目次http://korea-collapse.com/page-94

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