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共に宗主国から見捨てられる韓国と北朝鮮【韓国崩壊2の9】

誅韓論

第2章 極東大激変! 米軍撤退後、韓国は中韓同盟へと向かう!

実は、ここでも根本にあるのは、2015年末の「在韓米軍の撤退」なのである。それが中朝関係を根底から変化させているのだ。

なぜなら、朝鮮半島から米軍が撤退すれば、北朝鮮は中国と日米シーパワー間の「緩衝地帯」としての戦略的価値を失うからだ。すると、中国指導部の視点でいえば毎年、莫大な経済援助をしてまで同国を支える意味がなくなる。

その上、今言ったように、金正恩を指導者に戴く北朝鮮は、中国に反抗する「危険な存在」とさえ化した。

それゆえ、2016年以降、北朝鮮を生かしておく意味はなくなるのだ。いや、「存在意義を失う」どころか、「邪魔者」として排除の対象とすらなった。

もちろん、深慮遠謀の国、中国のことだ。数年後に「用済み」となる北朝鮮の処分に向けて、すでに着々と手を打っている。

実はその第一のオプションこそ、今回のクーデター騒動だったのである。張成沢というコマを使って、早ければ16年度にも金正恩を排除し、傀儡政権を樹立する。その政権から中国に対して正式な軍の進駐要請を出させる。

こうして北朝鮮を占領下に置き、支援と称してヒト・モノ・カネを送り込んで、最終的には同国を乗っ取るつもりだったのだ。

だが、準備段階で計画が発覚してしまった。当然、金正恩の怒りは凄まじい。それを知らないと、あの「一族郎党皆殺し」という処刑劇の意味も分からない。

もっとも、中国はまだ諦めていない。依然として「首領の首をとれ」と、北朝鮮国内を唆している。

第二のオプションが、韓国主導による統一である。邪魔者の排除・後始末を韓国にやらせるわけだ。ただし、その場合、韓国が日米ではなく中国側につくことが絶対条件となっている。この条件を韓国が呑まない限り、中国は一切協力するつもりはない。別の言い方をすると、統一韓国が北朝鮮の役割を継承しなければならない、ということだ。

中国は今、この二つの「北朝鮮処分策」を地下で同時に進めている。

どっちにしろ、現金正恩体制を生かしておくつもりはない。ただし、在韓米軍がいる間は、北朝鮮はまだ「緩衝地帯」としての価値を持つ。それまでは中国とて経済援助を全面停止する真似はできない。おそらく、今後は糧道を少しずつ絞り、生かさず殺さずの状態に持っていくだろう。北朝鮮国内の軋轢を高め、反金正恩の暴発を誘うつもりだ。

だが、むろん、消されるほうの金正恩も黙って死ぬつもりはない。体制の生き残りを賭けて、逆に仇敵である日米への接近を図り始めている。

14年1月、金正恩はNBAの元スター選手デニス・ロッドマンを招いて、米朝親善試合を開催した。これなどは「アメリカ側につくぞ」という中国への恫喝である。

一方のアメリカに対しては、関係改善のメッセージだ。また、安倍政権と秘密裏に交渉に入り、拉致問題の解決について妥協点を探っているとも報じられている。

このように、従来の「中朝共産主義陣営VS日韓自由主義陣営」という極東の冷戦構造は、完全に終わりを迎えた。その地殻変動を引き起こした主因は、アメリカの国内回帰の潮流だ。その国策に従って、在韓米軍も撤退する。

つまり、韓国は見捨てられた。それに連動して、北朝鮮もまた「用済み」として、中国から見捨てられることが決定した。

極東地域は、もはや従来の常識が通用しない時代へと突入したのである。

韓国崩壊「誅韓論」目次http://korea-collapse.com/page-94

(朴クネが懇願したため、2015年末の「在韓米軍の撤退」は白紙に戻りました。しかし、今の文在寅政権がまた同じことを言い始めた。アメリカ人もウンザリでしょう)

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